最近ではデザイナーがテレビや雑誌で取り上げられており、デザイナー=おしゃれというイメージがつき始めています。実際に、ファッション雑誌やビジネス雑誌にもデザイナーが取り上げられていることも少なくはありません。見た目が人の印象を大きく変えます。デザイナーがおしゃれというイメージはメディアが作り上げた印象ですが、それが今では一般の方にも認知されています。では、インテリアデザイナーがクライアントや業者などさまざまな人と打合せをする場合は、どんな服装であることがいいでしょうか。もちろんデザイナーだからおしゃれという
イメージを持っているクライアントもいるかも知れません。そこを踏まえて実際にインテリアデザイナーが気をつけている服装のポイントをみていきましょう。
服装は業務内容によって変える
インテリアデザイナーの仕事は、デスクでパソコン作業をしているときもあれば、クライアントや業者と打合せをすることもあり、さらに現場に行くこともあります。なので、会社によれば作業着ということもありますが、打合せはスーツと決められていることもあります。しかし、多くの場合は服装は自由です。そういう意味で、通常のパソコン作業時の服装、打合せのときの服装、現場に行くときの服装と3パターン持っていることがベストです。
服装で気をつけるポイント
まず、パソコン作業時にはラフな服装がおすすめです。長時間座っての作業ですので、服装がきつければしんどいです。しかし、ラフすぎるのは急な打合せに対応できないので、ラフでもジャケットを羽織れば打合せができる。ぐらいの落ち着ける服装がおすすめです。
つぎにクライアントと合う場合は、作品のイメージや会社のイメージを崩さない服装を心がけましょう。そして、清潔さが一番大事です。もちろんスーツという選択肢もありますが、デザイン事務所であれば少しおしゃれなイメージは欲しいですよね。その場合は白シャツでジャケットという少し崩しながらも清潔感や綺麗さを意識した服装がおすすめです。奇抜なデザインで押している!という場合は、奇抜なファッションでもいいでしょうけど、そこはおまかせします。
最後に、現場での服装です。現場の進行具合にもよりますが、工事真っ最中という場合は作業着のような汚れても支障のない服装がおすすめです。作業着といっても最近ではおしゃれなものも販売されていたり、ロゴの刺繍を入れることも可能です。ワンポイントのこだわりが、おしゃれなイメージを演出しますので、地味なイメージのある作業着でもこだわりを持って作ってみましょう。
服装はあなたの作品のイメージを大きく左右する
人の第一印象は服装で決定づけます。服装を意識することで、クライアントは「この人に任したい」「安心してお願いできる」と印象のコントロールをすることもできます。極端に言えば和風のインテリアデザインを得意とするのであれば、和服を着用することでクライアントには良い印象を与えられます。逆にコテコテの洋風であれば、海外を意識した少しラフでありながら清潔感のある服装なんかで良い印象を与えるとクライアントも安心してくれるでしょう。こういう意味では、服装は1つのポートフォリオです。あなたの服装で作品のイメージを印象づけるものと考え、意識する必要があります。