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インテリアデザイナーを目指す人が身につけるべきCAD技術

インテリアデザイナーにとって、数ある必須の技術の中の1つである「CAD技術」は習得するのに練習と実践が不可欠です。また、CAD技術の中でもインテリアデザイナーのCAD技術、建築士のCAD技術、プロダクトデザイナーのCAD技術など、同じCADでも職種やその目的によって技術の方向性が異なります。この記事では、インテリアデザイナーを目指す人が身につけるべきCAD技術について、その方向性を考え、綴っていきます。

進化を続ける今のCAD技術

建築業界ではCADが普及し始めて約30年程度になりますが、今もなお進化を続けています。逆に、CADが当たり前の今日からすると、30年前はまだほとんどが手書きであったことが驚きでもあります。線を書くだけの技術であったCADは、現在では、法規の自動チェックや環境シミュレーション等も行うことができます。また、3次元CADにより、空間としてのプレゼンテーションや、どのような光の分布が見られるかの照度シミュレーション等、その技術はまだまだ拡がりつつあります。

インテリアデザイナーのCAD技術の方向性

様々な手法や技術が進化し続ける現在のCAD技術を全て身につけるには、10年以上の期間と数々のプロジェクトへの実践が必要です。教則本で身につけたCADの知識は、実践ではほとんど役に立ちません。そのため、インテリアデザイナーを目指す学生は、教則本や課題である程度CADの知識が身についたら、デザイン事務所やインテリアの部署がある会社にアルバイトやインターンシップ、オープンデスクに参加することをおすすめします。オープンデスクとは、デザイン事務所や建築事務所等で実務を経験させてもらえる制度で、報酬の出ない場合がほとんどであり働き方改革が叫ばれる今日においては批判の声もありますが、経験を目的としているため、学生の段階からデザインの実務を気軽に経験することができるので私はオススメしています。最初はそのような制度を活かし、力を身に着けた段階でアルバイトに挑戦すると受け入れられやすくなります。また、CADは様々な種類があり操作も多様化している為、今では互換性のある拡張子が確立していることからデータの共有は可能ですが、一つの事務所ではなく様々な事務所に出入りして多種多様なCADソフトやデザインソフトを身に着けた方が確実に今後の役に立つことでしょう。

2DCADと3DCADの技術

最近のインテリア業界では、3DCAD技術が当たり前となりつつあります。クライアントへのプレゼンテーションのみであれば、図面は2DCAD、プレゼンテーション用パースはモデリングソフトを使うなど、その技術方針も事務所や会社によって様々です。モデリングソフトは、3DCGパースを作成するソフトで、写真のような表現が可能なレンダリングソフト(ツール)と組み合わせて使用します。モデリングソフトには、3dsMAXやshade、Rhinoceros等があり、Sketch UPやBlender等、フリーのものもあります。今後、インテリアデザイナーを目指すのであれば、2DCADの習得と共に、3DCADもしくはモデリングソフトの技術習得は必須であると言えるでしょう。

将来はCADからBIMへ

最近のデザイン業界では、BIM(Building Information Modeling)の普及がものすごいスピードで進んでいます。日本では少し遅れ気味ですが、世界においては法整備も含めアトリエや大企業を中心に広く浸透してきています。BIM技術は、よく3D技術と間違われやすいですが、概念そのものが異なる全く別の技術になります。線情報やボリュームを主体とする2D・3DCADに対し、BIMでは部材や素材、構法、コスト等、実際の建物や空間に関わるそのものの情報が対象となります。そのため、情報量(データ容量)が非常に多く、かなり高性能なスペックのPCが求められますが、精度、汎用性、利便性の高さから、近い将来BIM技術が一般的になっていくと思われます。

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