「人と会話をする」ということは日常生活の中でもとても重要なことです。インテリアデザイナーもクライアントや顧客とコミュニケーションを通して、一つの空間をデザインしていきます。なのでコミュニケーション能力が必要とされ、そこからいいデザインが生まれることもあるのです。そこでここではコミュニケーション能力を上げるためのテクニックを紹介します。
コミュニケーションはキャッチボール
この言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。要領、コツ、ポイントは、キャッチボールも会話もまったく同じです。ボールのスピードが速すぎれば、相手に迷惑をかけます。話のスピードが速いと、相手に迷惑をかけます。ボールが遅いと、相手まで届きません。このようにキャッチボールを思い出せば会話もスムーズに進むはずです。相手がキャッチしやすいボールを投げることがコミュニケーション能力をアップさせます。そして相手から投げられたボールはどこにいっても、どんな話でもしっかり受け取めましょう。
声を変える
相手の声のトーンや口調、姿勢などをさりげなくマネたり、相手と呼吸を合わせたりすると、相手と心を通じ合わせるといったことが出来ます。さらに、聞き取りやすい声の大きさやスピードに変えるとよいでしょう。明るくハキハキ話すだけで、飛躍的に印象を良くすることができるはずです。コミュニケーションは相手と会話している中で、相手と伝わるといった事が何よりも大切です。
同情をする
同情には人を癒す力があります。病院に行ったとき、薬だけをもらうのではなく、「それは大変でしたね。」「もう大丈夫ですからね。」と言われると心が軽くなりませんか?相手の気持ちを言わせるのではなく、言ってあげるのです。相手の気持ちに同情できる言葉を口にすると、「自分のことを分かってくれている」と感じ、安心します。そうすれば会話にも温かみが出て、打ち解けるはずです。会話は悩みを話したときアドバイスだけでなく、同情の言葉が欲しいのと同じことなのです。
短く話す
話を意識的に短くするだけで、歯切れがよくなり、リズムができます。「長く話したから内容が濃かったのか」というと、そうとは限りませんよね。いい話やためになる話でも、話が長いだけで集中力が途切れてしまい、飽き飽きしてきます。そのため、接続詞でつながる文章でも短い一文で区切りましょう。短くするだけで「聞きやすい」「理解しやすい」「リズムがでる」という3つのポイントを抑えることができます。